サイトへ戻る

フェムテック、シニア人材の活用、ビジネスと人権…
2021年にもっとも読まれた記事5選

2021年12月27日

2021年も残りわずかとなりました。

この1年は、皆さんにとってどんな年だったでしょうか?

来春2周年を迎えるサーキュラーHRプロジェクトでは、「人材ロス」ゼロ社会を目指す、というビジョンのもと、人材資源を最大限に活かす取り組みをされている方々にインタビューをしています。

今回は、2021年、特に多くの方に読まれた記事を5つご紹介します。

この1年を振り返りながら、読み返してみてはいかがでしょうか?

 

「フェムテック」が切りひらく 女性の新たな選択肢

~fermata 株式会社CEO Aminaさんインタビュー

 

2021年、もっとも多くの方に読まれたのは、日本のフェムテック市場を牽引するfermata(フェルマータ)株式会社CEO、Aminaさんの記事です。

「フェムテック」は今年の「新語・流行語大賞」の候補にもノミネートされ、注目されています。

インタビューの後半、「性や体の悩みは、タブーだと感じる方が多いテーマですが、目に見える『モノ』があると、話しやすくなるようです」と、語ってくださったことが印象的でした。

 「フェムテック」という言葉は聞いたことがあっても、具体的にどんな商品があるか知らない方も多いのではないでしょうか。

fermataのHPでは、生理用ショーツ以外にも、さまざまな商品が紹介されています。

インタビュー記事とあわせ、のぞいてみてはいかがでしょうか。

 

(2020年11月に公開した記事ですが、フェムテックへの関心の高まりを受け、たくさんの方に読んでいただきました)

 

「男性育休」や「ペア休」から日本の社会や働き方を変えるには?~

キャリアコンサルタント・境野今日子さんインタビュー

 

2021年6月、「育児・介護休業法」が改正されました。 

2022年には、育休取得について企業側の義務が強化され、男性の育休取得率の引き上げをねらいとした「男性版産休」が始まるなど、育休をめぐるルールが大きく変わります。 

夫婦で育休をとる「ペア休」を提唱するキャリアコンサルタント、境野今日子さんのインタビューもたくさんの方にお読みいただきました。 

男性が実際に育休をとれるようにするためには何から始めればいいのか、というお話の中で、「小さなことでいいんです。個々のちょっとしたアクションの積み重ねが大きな力になります」という境野さんの言葉が心に残りました。 

これから出産、育児をする人たちに対して何ができるのか、記事中でご紹介した動画も参考に、ぜひ一緒に考えていただければと思います。

 

 

「もっと学びたい」「挑戦したい」還暦からのキャリアビルディング ~NTTドコモグループ・大山さん、原田さんインタビュー

 

人生100年といわれる時代。60代、70代になっても学び、働き続けることが一般的になりつつあります。 

NTTドコモの大山さん、原田さんにインタビューした記事も、多くの方にお読みいただきました。 

新規事業への挑戦、還暦を目前にしてMBAを取得するなど、 年齢を重ねてもモチベーションを保ち、いきいきと働き続けるお二人。

心の若さを失うことなく、経験や知恵を生かしてチャレンジし続けるために大切なことを教えていただきました。 

 

 

再就職女性の採用が、企業価値の向上につながる 

~ソウルドアウト・宮武 宣之さんインタビュー

 

育児や介護、パートナーの転勤などで一度は離職した女性たち。

そんな女性たちの「もう一度働きたい!」という気持ちに応えるため、再就職や仕事獲得を目指すプロジェクトを主催するソウルドアウト株式会社・宮武宣之さんのインタビューも、多くの方に関心を持っていただきました。

宮武さんはプロジェクトを通じて「能力や意欲の高い多くの女性が、自分の価値に気づけないまま働くことをあきらめている」と感じたそうです。

「再就職に興味があるけれど、自信がない」「キャリアにブランクがある」など一歩を踏み出せない女性に向け、勇気の出るメッセージもいただきました。

 

 

人権意識を持つことがビジネスのスタンダードに 

~弁護士・佐藤暁子さんインタビュー 

 

2021年1月、アメリカの税関が「ユニクロ」の製品の輸入を差し止めていたことをきっかけに、国内でも「ビジネスと人権」への関心が高まっています。 

国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局次長をつとめ、ビジネスと人権の問題に詳しい弁護士、佐藤暁子さんへのインタビュー記事は、SNSでも注目を集めました。

ビジネスと人権はグローバル企業だけの課題ではなく、どんな企業にとっても、人権上のリスクがビジネス上のリスクとなる可能性があります。 

佐藤さんのお話の中で、「共感の視点を持つことが大切」というご指摘がありました。 人権問題が遠い世界の出来事ではなく、自分ごととして感じられる取材でした。

 

 

 

貴重なお話を聞かせてくださった皆さん、記事を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。

今回ご紹介した記事が、1年を振り返るとともに、新たな一歩を踏み出すヒントとなれば幸いです。

私たちはこれからも、活躍が注目される方々へのインタビューや、共感していただける方々とのイベントなど、「誰ひとり取り残さない」社会を実現するためのさまざまな取り組みを行なっていきます。

3年目を迎えるサーキュラーHRに、どうぞご期待ください。

 

 

サーキュラーHR~「人材ロス」ゼロ社会を目指して~ 

Warisプロフェッショナル~ビジネス系・女性フリーランス × 企業のマッチングサービス~ 

Warisワークアゲイン~女性のための再就職支援サービス~ 

Warisキャリアエール~女性のためのキャリア伴走サービス~