人と“はたらく”のあり方を再構築し、「人材ロス」ゼロ社会を目指すプロジェクト「サーキュラーHR」のローンチパーティーを2020年3月5日に開催いたしました。
新型コロナウィルス感染拡大により、直前にオンライン開催へと変更となったこのイベント。登壇者のみなさまはWarisのオフィスにお越し頂き、急遽、オフィスに仮設の配信スタジオを設置しての配信となりました。
イベントの冒頭にサーキュラーHR編集長の稲葉より、サーキュラーHRとは何なのか?、サーキュラーHRを始めたきっかけ、そして、サーキュラーHRが目指していくことについてお話しいたしました。
マザーハウスが取り組む、こらからの企業と働く人のあり方
次に、マザーハウスの山崎さんと稲葉が対談形式で、マザーハウスの様々な取り組みやこれらの企業のあり方についてのトークを展開。現在、山崎さんが意識して大切にしていることは以下の3つ。
・第二の家のような会社、工場をつくること
・経済活動に心を復権すること
・Meet The New World!
これらの背景となる考え方や現在の取り組みについて、まずお話しいただきました。
そして、その後も稲葉とのトークは多方面に展開し、
・最低300万年収の生活を自分で実際に経験してみたこと
・会社の売上と社員の働き方をどうリンクさせていくか
・企業と働く人の対立構造をどう解消していけばよいか
・企業が社員の価値観の変容を提供するためにできること
・やりがい搾取といわれないためにやるべきこと
・企業と個人のパワーバランスの変化
...などなど、経営者としてこれまで向き合ってきた様々な経験を元に、多くの示唆に飛んだお話しがありました。
※詳しい内容はぜひ動画(前編)でご覧ください!
「企業=家族?」から「働かないおじさん問題」まで
イベントの後半は、ラッシュジャパンの安田さん、パレットーク編集長のAYAさん、Waris田中の3名も加わり、サーキュラーHRを取り巻く様々な話題についてのパネルディスカッション。
・企業はダイバーシティに対してどう取り組むべきなのか?
・企業は働く人のライフにどこまでよりそえますか?
・サーキュラーHRを促進するために作りたい仕組み(制度、システム、法律など)は?
というトークのお題から多方面に話は広がり、サーキュラーHRの先駆者ならではの、内容の濃さ、視点の鋭さにひきこまれつつ、あっという間にイベントの終了時間。
※詳しい内容はぜひ動画(後編)でご覧ください!
最後に稲葉より、サーキュラーHRが2030年までに実現したい3つのことを宣言し、イベントは無事終了となりました。
イベントの参加者からは
・とても興味深いお話が続き、2時間があっという間でした。大変貴重なお話を各パネリストの皆さま、そして稲葉さん、ありがとうございました!
・とても共感する点、新たな視点、不勉強と感じる点がいくつも出てくることとなり、引続き情報をいただきながら試行錯誤していこうと思います。
・予想以上にコミュニケーションコストはかかるのかもしれませんが、馴れ合いや支配関係の家族になるのではなく、高め合いながら同じ方向を見て走れる関係になることを念頭に、向き合っていければと思います。
・自身が現在「苦虫勤務」最前線にいます(笑)
・複業についてはぜひコラボさせてください&働かないおっさんテーマもいま取組み中です!
など多くのご感想もいただいております。
登壇者の皆さま、参加者の皆さま、ありがとうございました!
今後ともサーキュラーHRをどうぞよろしくお願いします。
イベントの動画をYoutubeにて配信しています!
※一部音声や画像処理に乱れがありますのであらかじめご了承ください
イベント動画(前編)
イベント動画(後編)